仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は、宮城野区田子西のオリーブの小路で開催いたします「はいらいん食堂」(子供レストラン)に出席いたします。
今日は田中信夫先生の言葉のご紹介です。
<海軍大佐堀内豊秋氏のこと>
子供や未熟な部下の恥を、上に立つ者が担う時、相手の人は必ず生きるものです。
熊本出身の堀内豊秋海軍大佐は心のやさしい人で、教官になった時、教官や上級生が殴ることを全面禁止したことでも知られています。昭和二十二年、新聞に「海軍大佐堀内豊秋銃殺刑(残虐行為)」という見出しが載りました。
ある人が調べてわかったことは、大佐が、自分の部隊の多くの者が復員していないのに気付き、部下を救うために刑務所に入り、さらに護送され、あちらの軍事法廷にかけられました。そこで、自分が残虐行為を命令したと言えば、十二人の命が助かるということがわかったのです。考えに考えた末、「自分が命令した」と言って銃殺刑に処されたのです。
彼の生き方の何分の一でも、私たちは習い、次の世代にこのような生き方を残していきたいものです。