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仙台の行政書士より200127心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
 午後は、シャロームの会の理事会に出席いたします。

 今日は宮下雪子先生の言葉のご紹介です。

 <違和感を大切に>
 精神障害者の作業所に研修に行かせていただいた時のことです。そこに集う皆さんから、自分の中で起こっている生きづらさを聞きました。人の視線が気になる、音とか人の声に敏感、被害的になる、集中できない、睡眠が乱れる、幻聴(人が自分の悪口を言っている)が聴こえる、気分の上下が激しいなどでした。
 また少し症状が良くなり、薬を止めてみたら妄想が出てしまい自信を失ってしまう。常に頭の中に、人には分かってもらえないその人それぞれの症状を抱え、違和感を抱えながら過ごされているのです。
 症状は違えども、違和感は私にもあります。その違和感をどのように皆さんは捉えているのだろうかと私は聴いてみました。
 様々な意見が出てきました。違和感はしっくり調和しない感じと辞書には書いてあるが、自分としてはフレッシュな感じ。距離感を持つということ。ある方は状況が変化する取っかかりと捉える。違和感を考えることによって自分と相手の違いを知る。違和感のない状況はかえって気持ち悪いのではないか。違和感が発生したらそれさえも味方にする、などでした。
 このようなお話を聞きながら、皆さんは常に自分の中に起こってくる違和感と上手に付き合っていく方法を考えているんだと教えて頂きました。違和感はない方がいいと思っていた私のとって、新しい視点が与えられました。違和感はあっていい。違和感を感じることは内なる自分を大切にすること。気づきのオンパレードでした。

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