仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、お客様の望年会に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<こうすれば偽物はわかる>
ある有名な陶芸家がいました。
「一つの窯から出る物で、本当に良い物は数えるほどしかありません。他はもったいなくとも、全部割ってしまいます」
当節は、悪い物は悪い物なりに値段をつけます。すべての物をお金に換えていく。何が本物で、何が偽物であるか見分けがつかない時代です。かつて、両替屋と呼ばれた、今で言う銀行では、偽金を見分けるために、いつも本物しか触らせられなかったといいます。本物に触れていると、いつも偽物がすぐわかるというのです。
時代が変わり、価値観が変わっても、本物を大切にする、そんな生き方を残していきたいものです。そのためには、変わることのない価値観を、相対的な価値観を越えた、絶対的な精神、宗教的な心を、私たち日本人も、しっかり身につけていきたいものです。