仙台の行政書士より191217心のメッセージ

2019年12月17日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
　午後は、シャロームの会リーダースタッフ研修会と打合せ会に出席いたします。

　今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。

　＜沈黙は語る＞
　大事な場面ではしゃべるより黙る方が得かもしれません。沈黙が苦手な人は、無意識のうちに、会話の質より量を重視しています。しかし、会話を盛り上げることができる人は、量より質を重視します。私も、様々なところでレクチャーや講演をさせていただきますが、気をつけているのは、沈黙です。どうしても若い頃は、その沈黙が恐くて、言葉で埋め尽くしていたように思います。少し慣れてきた今は、「皆さん、そのとき、その女性は私に何と言ったでしょう？」と問いかけて、少し沈黙をとる。そうすると、皆さん身を乗り出して聞いて下さる。寝ていた方は起きる。
　沈黙は語ります。言葉以上に。「黙して語らず」というのは、単に何も言わないということではなく、語らねばならないことを語ったあとに広がる沈黙、あるいは、語られている言葉のうしろにある沈黙の世界のことを言っているといっていいのでしょう。
　こんな話を聴いたことがあります。一流のカウンセラーになると、カウンセリングが終わったとき「あなたはそこにいましたか？」とクライアントが聞くそうです。あまりにもカウンセラーがかもし出す沈黙が心地よくて、そこにカウンセラーがいることを忘れて話していたというのです。沈黙を大切にしましょう。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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