仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<どんな人にも価値がある>
五千円札の顔として知られる新渡戸稲造は、かつてドイツ留学中に大変親しくなったドラッブレエ教授の「日本では、どのような宗教教育がなされているか」という問いに対し、「特別な宗教教育はありません」と答えました。すると、教授は「宗教教育が無くして、どうして情操教育が出来るのか。人間としての資格に必要な状況をしっかり教え込む人格教育が出来るのか」と重ねて質問し、さすがの新渡戸稲造も深く考えさせられたと言います。
物と金が人間を支配し、教育も政治もそれで一色に染まる時に、人間も物化され、お金で計られるようになるということは、何と寂しいことでしょうか。人が神によって造られ、どんな人にも価値があり、尊いという考え方をもっと広めつつ、豊かな見識が、物や金を動かしていくような社会を築いていきたいものです。