仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は白取春彦先生「ほっとする聖書」より、聖書の一節をご紹介いたします。
<自分を捨てよ>
他の宗教でもしばしば言及される「自分を捨てる」という意味がわからない人がいる。あるいは、深遠な言い方だと思い込んでいる人もいる。
自分を捨てる、とはエゴを捨てるということだ。このエゴはいつも自分の立ち位置からのみ物事や状況を見ている。まずはその見方を捨てるのがエゴを捨てる第一歩となる。
しかし、たいがいの人は、大きな苦悩を抱えて人生の底までついに自分が落ちてしまったと痛感し、すべてを諦めたときにようやくエゴから脱することができるようになる。
エゴから脱したとき、何が起きるか。世界が明瞭に見えてくる。さらに、他の人のことが自分のことのように感じられてくる。他人が嬉しければ自分も嬉しいし、他人が苦しめば、それは自分の苦しみとなる。つまり、自分が世界と人々に浸透するようになる。このとき、生も死も穏やかに感受できる新しい人格が生まれ変わる。