仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と宗教法人設立申請のご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会メンバー相談会とケア会議に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<逆境の時に考えていた未来>
人は、ぎりぎりのところで本音が分かるものです。ヴィクトール・フランクルはユダヤ人の精神科医でしたが、ナチスドイツ強制収容所で非人間的扱いを受けました。彼と妹の他は一族全員が殺され、彼自身も数限りない拷問を受けました。ガス室に入れられるか、死体の始末をするという瀬戸際の日々を送ったのです。
しかしある日、何をされても受け取り方次第という「人間の最後の自由」があることに気がつきました。ナチといえども、彼のこの選択まで奪い取ることは出来ませんでした。彼は置かれている中で、やがてその体験を多くの聴衆の前で講演している姿を思い浮かべました。以来、彼は逆境の時にも自由の選択をし、ついにそのような現実を迎えることになりました。
どのような状況でも前向きな選択をしていく自由、これこそ人間の魅力の原点のようです。