仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は終日、仙台市福祉プラザで開催されます障がい者福祉事業所合同説明会に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<自分が人生の主人公>
心病む方に共通している一つの心の姿勢は、悲しみや人生の失敗の原因を他人のせいにすることです。責任転嫁すれば尤もらしく聞こえるのです。「父が、母が、子供が、姑が、嫁が、これこれなのでうまくいくわけがない」と言ってしまえば、何事も落ち着くような錯覚をするのです。
原因を他人のせいにすることがとても危険なのは、自分の人生の主導権を人に引き渡してしまうからです。「自分の人生は自分が切り開いていく」という考え方ではなく、他の人や状況に振り回されますから、ひがみ根性、奴隷根性が身につくわけです。
ちょうど一歳児が四つん這いから二本足になろうとする時のように、ころんだら立ち上がり、失敗したらやり直すことです。原因を人や状況に置かず、自分自身が自分の人生の主人公になる、それが人として生かされている者の本分です。