仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は終日、仙台市シルバーセンターで開催されますせんだい豊齢学園に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<「もうだめだ」というところから>
映画「かもめのジョナサン」の中に、次のようなシーンがあります。ジョナサンが、ものすごい勢いで海に突っ込んだ時、流れてきた木片に羽をぶつけ、鮮血がまっ白な羽を染めました。
彼は、流されるままになり、誰の目にも助からないと見えた時、流れてきた別の木片をつかんで立ち上がったのです。しかし、もう飛べまい、と思った瞬間、一陣の風に身を任せ、まっ赤に染まった羽も痛々しく、再び大空へ舞い上がるのです。この時、解説の淀川氏は「私たちが、神様から与えられている命は、傷つき倒れる時に、もうだめだと言って終わってしまうようなものではありません。もうだめだというところから立ち上がる命です」と結んだのでした。
自殺者が急増している今日、「もうだめだ」というところからこそ、本当の人生が始まることを覚えていきたいものです。