仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、シャロームの会異業種交流会に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<捕りたてのさんまがカギだった>
「見ると聞くとは大違い」という言葉がありますが、何事も、仮定の推理や話ではなく、実際に事をしてみることがどんなに良い結果をもたらすことでしょうか。
藤田鉄工所の藤田芳雄さんは、魚の自動選別機を作られました。初めはなかなか思うように出来なかったそうです。しかし、試運転ではかんばしくなかったのに、函館の港から「機械は成功です」と知らされ、そんなばかなと思いながら現地に飛びました。
実験では冷凍のさんまを使っていました。だからうまく行かなかったのですが、捕りたてのさんまは油が乗っていて非常にうまくいったのです。藤田さんは「鮮度の良い魚の油のお蔭で、会社をつぶさずに済んだ」と語られました。このように何事も手抜きをしないで、体当たりで物事にぶつかっていくところに、豊かな人生の処方箋があるようです。