仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
午後は、せんだい豊齢学園に出席いたします。
夕方は、東北学院同窓会3L通信編集委員会に出席いたします。
今日は白取春彦先生「ほっとする聖書」より聖書の一節をご紹介いたします。
<敵を愛する>
いわゆる山上の垂訓でイエズスは、「敵を愛せよ」と教えている。
ふつう、わたしたちは敵を憎む。いやな相手を遠ざける。身内であってもけむたい人を愛するようなことはしない。そして、自分と仲のよい人、親しい人、シンパシーを覚える人を愛する。
それなのに、イエズスは敵を愛せよ、憎む人を愛せよと言う。
その愛とは、好むことから出発する愛ではない。相手のよしあしにまったく関係なく、自分から与える愛である。その愛は、善人の上にも悪人の上にもひとしく雨を降らせる神の愛の質を持っている。
そういう愛を、人間であるわたしたちは持つことができるか。できる。いやな相手であっても、あたかも好きな人に対するように接することだ。
心や気持ちはどうしようもなくいやでも、行ないだけはそうするのだ。その行ないを他人は偽善と呼ぶかもしれない。けれども、これが神の愛、つまりアガペーなのである。
(マテオによる福音書 第5章-44)