仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、宮城県庁で開催されます「令和元年度宮城県サービス管理責任者更新研修会」に終日出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<自分の方が変わること>
ある若者が養子として迎えられましたが、堅苦しさに息がつまり、何度も逃げ出そうかと思いました。しかしある日、家に障子を入れ替えに来た職人さんが、寸法を合わせるのに敷居や鴨居を削るのではなく、障子を削っているのを見て「自分の方が変わること」だと思い、お年寄りを立て、気持ちを酌むようになったら万事うまくいったと言います。
またある家では、何人養子を迎えても数ヶ月で逃げ出してしまうのです。ここの老夫婦はハタと気づき、障子を削るというより、古く雨漏りのする自分の家をすっかり建て変えてしまいました。そして今、養子とうまくやっているのです。どちらも自分の狭い世界にとらわれず、発想を変え、幸せな人生を迎えました。
世代の違い、難しさが言われる今日この頃、状況は異なっても心にとめたいものです。