仙台の行政書士より190817心のメッセージ

2019年8月17日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。

　＜存在への励まし＞
　アメリカ合衆国で最も有名な大統領と言えば、エイブラハム・リンカーン。彼は最も愛され、同時に最も憎まれた大統領と言われています。彼の奴隷解放宣言は、今となれば歴史の偉業と評価されていますが、人種差別の激しかった時代、彼の政策は多くの人々に批判されました。
　南北戦争が終結した直後、彼は暗殺されましたが、召された直後彼のかばんの中には何が入っていたかご存知ですか？なんと、彼を肯定的に評価してくれている新聞の記事の切抜きが、何枚も入っていたそうです。
　私はそれを聞いて不思議に思いました。リンカーンのような偉大な大統領であっても、人からの評価は気になっていたのだなと思ったからです。多くの人から批判される日々の中、おそらくリンカーン自身も落ち込むことがあったのでしょう。
　一国の大統領が、ときおり、小さな新聞のコラムをよんで、自分自身を励ましていた。そう思うと、リンカーンもまた私たちと同じ人間だったのだと思いました。
　やはり、人間は、どのような立場に立っている人であっても、「あなたはすばらしい」と言う存在への励ましが必要なのだと実感しました。その積み重ねが、試練を乗り越えていく原動力になるのですから。あなたの存在への励ましはなんですか？

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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