仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は白取春彦先生の「ほっとする聖書」より聖書の一節をご紹介いたします。
<愛は人を建てる>
この部分をフランシスコ会は光訳している。「知識は人を思い上がらせ、愛は人を造りあげます」
ギリシア語からの直訳では、愛は人を建設する、となる。つまり、徐々に人間をつくり上げていくという意味がこめられているわけだ。愛が人をつくるには相応の時間がかかる。それはわたしたちがよく経験していることだ。
一方、自分に知識があることでいかに人は高慢になるものであろうか。知識が多いというだけで人は自分が教える立場、監督するのに充分な能力を備えていると思い込む。そういう人は少なくないし、現代社会のシステムの一部は知識や学歴を利用することで成り立つ。
だからといって、知識の多寡で人をはかることはできない。知識ではなく、愛こそが人と人をつなぐ。愛こそ育む力を持っている。知識だけで人を動かすことはできない。
しかし、愛は誰をも動かし、なだめ、和合する。人は愛ゆえに生きる望みを持つことができる。