仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は宮城野区田子西のシャロームの会「オリーブの小路」で開催いたします「地域食堂はいらいん」に出席致します。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<価値観の違いを超えて>
「生きてきて良かった」と思える生き方は、当たり前にするところから生まれるようです。エドモンド・ヒラリー卿は、現地人のガイドのテン・シンと共に、史上初のエベレスト登頂に成功しました。下山途中、ヒラリー卿は、転落の危機に陥りました。その時、テン・シンは咄嗟にヒラリー卿を片手で支え、もう一方でピッケルを氷壁に突き刺し、間一髪で一命を取り留めました。
下山後、尽きない感謝をあらわそうとするヒラリー卿に対し、テン・シンは一切の謝礼を拒否し、こう言いました。「山に登る人間は、いつでも助け合うのです。」
親子、夫婦、友人同士等々、人間関係という山に挑戦する時に、わがままや価値観の違いなど、いろいろ出て来ます。しかし、いつでも助け合うという、当たり前のことがなされる世の中を目指して、自らが一歩先んじていきたいものです。