仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は、シャロームの会「松島いやしの家」での交流会に出席いたします。
今日は田中 信生先生の言葉のご紹介です。
<体は大人でも>
メキシコ周辺のいくつかの湖に棲息するアホロートルという動物がいます。長い間、分類学上の位置が定まらず、学者たちを悩ませていたのですが、一八六五年、たまたまパリの植物園で飼育中、何かの原因で変態して山椒魚になり、このアホロートルが、実は両棲類に属するメキシコ山椒魚の幼生型だとわかりました。
しかし、おかしなことに、アホロートルの大多数は親になることがなく、一生を幼生型のままで送るというのです。何だか気味の悪いような話です。
体や年齢は成人でも、いつまでも幼いまま大人になり切らないでいる人が、最近はあまりにも多いことが、大きな社会問題となっております。登校拒否や離婚の原因を探る時、この幼児性がいつも指摘されます。
聖書の中に「あらゆる点において成長し」とありますが、精神的にも成長していく大人でありたいものです。