仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、午前中建設業許可申請と国籍帰化許可申請のそれぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉の紹介です。
〈今、どんな気持ち?〉
「今、どんな気持ちですか?」とクライアントの方に伺うと、ちょっとびっくりした表情をなさってから、少し間があり、自分の気持ちを少しずつお話になる方がいます。
私たちは、普段、自分の気持ちをあまり意識せずに、生活をしているのかもしれません。精神分析では、心の癒しとは、「無意識の言語化」であると言います。普段意識していない自分の感情を、丁寧に言語化していくことは、それ自体が癒しになるのです。
時には、小さかった頃に封印した、辛かった感情や、悲しかった感情が、不意に込み上げてきて、すっかり忘れていた過去の記憶を鮮明に思い出すこともあります。もう何十年もたっていることなのに、昨日起こった出来事のように涙される方も少なくありません。自分の忘れていた感情を言葉にし、信頼の置ける人に話をしたり、その感情を文字にして、ノートにつづるだけでも、どんどん心が、軽くなって幸せ感が増すものです。
何か心がモヤモヤしたり、ザワついたら、自分に聞いてみましょう?「今、どんな気持ち?」。一つの気持ちを言葉にすると、その気持ちの背後にある別の気持ちも出てきたりします。その気持ちも丁寧に言葉にしてあげる。また、気持ちを表現するのにピッタリくる言葉を探そうとする努力も大切です。そのプロセスこそ。自分自身を慈しむことと言ってよいでしょう。