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菊地茂

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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

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コラム

仙台の行政書士より190505心のメッセージ

2019年5月5日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。

 〈人を汚すもの〉

 あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟がよい。すべて外から人の中にはいって、人をけがしうるものはない。かえって、人の中から出てくるものが、人をけがすのである。
 「マルコによる福音書」7章14-15節

 キリスト教は言葉を重視する宗教だ。心の中で思っていても、それを言葉にしなくては意味がない。神が人間に与えた重要な能力が言葉を使うことだ。
 さて、ユダヤ教徒は、食物にこだわる。例えば、豚肉は食べない。不浄な物を食べることによって罪を犯すことを恐れるからだ。これに対してキリスト教徒は何でも食べる。イエス・キリストが、罪は食べ物によって生じるのではなく、「人の中から出てくるもの」すなわち、人は発する言葉よって生じるという認識を示しているからだ。
 人間は言葉によって、人を喜ばせることができるが、人を悲しませ、怒らせ、陥れることもできる。もっとも、正しく言葉を使うことに努めているつもりでも、どうしても余計なことや悪意を含んだことを言ってしまう。自分の言葉を反省することによって、自分に内在する罪を自覚することがとても重要だ。罪の自覚なくして、悔い改めはないからだ。

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