仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、シャロームの会「オリーブの杜」の打ち合わせ会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈温かい出来事〉
K君の親は、現役の教師です。K君は小・中学校共に優秀な生徒でしたが、神学校のK高校に入って間もなく、登校拒否が始まりました。教師としての親の思い、また周囲の励まし。それらすべても、彼にとっては傷口に塩を塗るようなものでした。ふがいない自分を責める自分自身の思い。家庭内暴力や、昼と夜を取り違える生活、しかし、彼はこの春、二年遅れて高校一年生を再出発しました。
彼の人生をすっかり変えたのは、親自身は反省し、捨て身の生き方をしてきたことでした。そして、本人も捨て身の生き方を選び取ったことです。さらに、周囲の温かい目と励ましがありました。
二年下の級友たちと生活を共にし、学ぶということはより厳しい毎日です。それでも彼は、生き生きと学校に通っています。
私のまわりに起きた、最近の温かい出来事の一つです。