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仙台の行政書士より190421心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。

 〈荒野の誘惑〉

 試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」。イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言葉で生きるものである』と書いてある」。
 「マタイによる福音書」4章3-4節

 この物語は、「荒野の誘惑」として有名だ。ただし、イエスにこのような誘惑が実際に起きたわけではないと考える聖書学者が主流である。
 イエスは、荒野で四十日間、断食をする。その後、悪魔が出てきて、神の子なら石をパンにできるはずだと挑発する。これに対して、イエスは、「人はパンだけで生きるものではない」と答えているが、これを「人はいきていくために、パンだけではなく、精神的なものも必要である」とする解釈は完全に間違っている。
 ここで問題になっているのは、徹底的に物質的な問題で、「パンがなくても心配しなくてもいい。あなたに必要な食べ物を神が用意してくれる」という意味だ。人間の物質的な生活を神が保障してくれると信じろということだ。神の言葉に従って生きる者は、生活の糧も保障されるのである。

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