仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と風営法許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈心のからくりとは〉
「自分は何も盗んでいないのに、お姑さんからよくものを盗むと言われて困っている」という相談を受けることがあります。お姑さんは、ぼけているわけでもないのにそのように言うのですから、言われる方もたまったものではありません。
このような時は、愛してやまない息子を、嫁さんにとられたという思い込みが発端であることがほとんどです。ですから、お嫁さんとお姑さん、両方をお呼びして、じっくりと心のからくりをお話しします。すると、よく納得なさり、前にもまして息子さん夫婦が力を合わせてお姑さんを大切になさり、この心のもつれはほどなくしてほどけます。
心のからくりは、時に深く、そこにある宝を見出すことが困難なことがあります。だからこそ、人間を大切にし深く考えるところに、人間の味わいがあるのかもしれません。