仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、田子複合福祉施設の打ち合わせ会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈小さい存在であっても〉
人間関係で怒りを感じるのは、相手を支配しようとするからです。支配ができなくなると、人は恐れを感じます。こちらの思い通りにならない、つまり相手から支配を受けるので、恐れを感じるのです。おそれは悲しみとなり、やがて空しさが漂います。支配とは、相手を物として扱うことです。物は自由自在に操れるからです。
現代ほど、命の芽が摘まれ、物化されている時代はありません。「たまごっち」が超人気だったことがありますが、命あるものを恐れ、物の中に人間が埋没していくことは、まことに悲しいことです。
思う通りにいかない時に工夫し、つらいこと、嫌なことも乗り越えていくところに、人間としての本分があるのではないでしょうか。
物化される時代、その荒波に窒息させられないよう、小さくとも、置かれている所で命の光を灯し続けていきたいものです。