仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は籠井淑江先生の言葉のご紹介です。
〈梅の花〉
先日、梅の花を見つけました。寒さの中でも、一つひとつ、それぞれに、自分の花を懸命に咲かせている梅の花。その様子に、与えられた所で精一杯生きることの美しさを感じました。
淡いピンク色の蕾も、一つひとつ膨らみ具合が違っていて、ゆっくりと自分の番を待っている。慌てず騒がず、ただ自分の番を待っている。見事なその花の生き方に圧倒されました。そんな梅の花を見ていると、人と比べて一喜一憂している自分が、バカらしく思えてきました。
「比べるのなら、昨日までの私と比べてください!」小学生の頃、兄と比べて憤慨した私が、先生に向かって叫んだ言葉です。あの頃は、何者でもない、ただこの私を、そのまんまで見て欲しいと願っていました。にもかかわらず、いつの間にか、自分で人と比べている。人の中で自分の位置を測っている。窮屈な生き方を選んでいる自分に、思わず苦笑いをしました。
与えらえた自分の場所で、自分の時に自分の花を咲かせる。どんなに厳しい寒さの中にあっても、誰に褒められることも、人より抜きんでるこことも望んでいない。ただ、自分であることを喜んでいる。
シンプルで美しい在り方を思い起こさせてくれた梅の花。そんな梅の花を思いながら、今日も「私」を生きていこうと思います。