仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、シャロームの会メンバー交流会に出席いたします。
今日は、西村繁夫先生の言葉のご紹介です。
〈人工知能(AI)〉
最近、人工知能(AI)が話題となっています。チェスや将棋、囲碁などのプロ棋士に勝ち、人間の能力を超えたのではないかと言われています。良いことばかりが強調されていますが、もしも、AIが他の科学技術と同様にロボットに応用されて、戦争に利用されれば、世界が滅亡されるかもしれません。それは、AIが人間の能力を遙かに超える「膨大な量のデータ」を高精度で分析できるからです。
もちろんAIは介護や福祉、学問や平和などに用いられれば、私たちに大変役立つものです。しかしAIは何が良いことか、役立つことか、すなわち「人間の価値観」を変えることはできません。「人間の価値観」は、個人によっても、社会によっても、様々に異なるからです。
人間は良心を持っています。AIを人間の良心に従わせるためには、それを用いる私たちが、良心に従って、もっと言えば神の愛に従って、使用しなければなりません。
AIに対して私たちにできることは、それほど多くありませんが、それを利用するには覚悟が要るのです。私たちはせめてAIを監視し、民主主義を守って、渡したちの良心を科学技術に反映させるために、不断の努力をすることです。そのことを充分に考えたいと最近思っています。