仙台の行政書士より241121心のメッセージ
本日は、シャロームの会メンバー交流会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈ほめ名人〉
人間関係の上手な人の共通点は、みなほめ名人であるということは言うまでもありません。そのほめ言葉のひとつひとつが、人の心を励まし、時には大きな癒しを与えます。では、どうしたらほめ名人になれるのか?
そのポイントは相手の変化をほめることです。しかし、いきなり奥さんに「あなたは美しい」なんで言っても、奥さんはびっくりするだけかもしれません。さりげなく「今日の髪の感じいいね」とか、「そのブローチ、似合っているよ」なんて言われたら、うれしいのではないでしょうか。
この変化をほめるということは、最近のコーチング理論でも取り入れられています。
コーチの資質は、「指導する選手の変化よ喜べる能力」です。人と比べて相手をほめるのではなく、相手のちょっとした変化、成長をほめる。そうすると相手は、ほめられてうれしいだけでなく「それだけこの先生は(親は、夫は、妻は)自分のことを見てくれていたんだな」と愛を感じることになります。「ほめ名人」には、相手のちょっとした変化・成長を見逃さない観察眼が必要なのです。
ただ、気をつける点は、「以前のおまえは、ダメだったけど・・・」という余計な修飾語はつけないことです。そうすると相手は「親は、やっぱり俺のことダメだと思ってたんだな」と思うわけで、ほめられたけどさっぱり嬉しくない、ということになります。「さらにこの点が向上したね」とか「あなた、さらにたくましくなったね」とプラスからプラスの発想でほめるのがコツです。