仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と宗教法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、シャロームの会スタッフ研修会とリーダー会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈人生はオリンピック その③〉
銀メダル
銀メダルの方法は、いつも自分発信であり、努力すれば努力するほど、自分の結果に自信を持ち、考え方の基準が自分本位になりがちです。しかし、成功への道は、相手をよく見、よく心に留め、知り尽くすところから始まります。こちらのあげたいものをあげるのではなく、相手の必要を見つけ、そこをしっかり満たすことです。
これは簡単そうでやりがいがあります。なぜなら、銅メダルの生き方が身についてしまい、自分が良いと思うものが相手にも良いと、錯覚するからです。
ある時、新幹線に乗った折、二席前の人が私の本を読んでおられたのに非常に驚き、声をかけてお礼を申し上げたくなる衝動に駆られました。しかし、相手は私に合いたいのではなく、その本の中にある内容を知りたいだけなのです。このように、自分の気持ちを抑えることが難しいことがあります。
また、相手の必要を見いだし、満たしても、終わりがないところがこの生き方の特徴です。たとえば、あなたがお菓子屋さんで、人々はおいしい物を望むからと新商品を作りました。しかし、おいしい物は、必ず飽きが来るのです。
この世界はどこまで行っても終わりがありません。さらに、人間の欲望を満たそうとする世界は、聖書に書いてあるとおり、「欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す」(ヤコブ1:15)のです。世の中の経済はすべて欲で回り、人の欲求を知り、行動を起こした人が「成功者」と呼ばれます。しかし、そのゴールが市であるならば、最終目的地はどこを目指せばいいのでしょう。それが次の生き方(金メダル)です。