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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

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コラム

仙台の行政書士より190113心のメッセージ

2019年1月13日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。

 〈どこまで罪を赦すか〉

 ペテロがイエスのもとにきて言った、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯した場合、幾たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。イエスは彼に言われた、「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍するまでにしなさい。」
 「マタイによる福音書」18章21-22節

 新約聖書の時代、7は完全数と考えられていた。従って7は、数にとどまらず、最も善いことを意味する。それでは、最も悪いことを意味する数はいくつだろうか。完全数である7に一つ欠けた6だ。ホラー映画「オーメン」の主人公ダミアンの頭に666と記されているのは、最悪のものが三つ並んでいるという意味で、まさにダミアンが悪魔であることを示している。
 さて、ユダヤ教では、神は人間の罪を、同じものならば三回まで赦してくれると考えられていた。この神の寛容の原理を三回ではなく、無限大に拡大し、それを人間相互の関係においても適用せよとイエスは主張するのだ。
 どのようなことをしても赦されるようになるならば、そもそも赦しという概念が消えてしまう。法律を犯したことを認め、赦してもらうという構造を脱構築し、人間はひたすら悔い改めることをすれば、必ず救われるという、信仰により法律を克服する姿勢をイエスは鮮明にした。

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