仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。午後は、シャロームの会の理事会と新年会にそれぞれ出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈三枚のシール〉
ニューヨークのある高校で、一人の先生が三年生全員に、その子の長所を書いたシールをつくって胸に貼ってあげたそうです。その日からクラスの雰囲気が一変しました。三日後にその先生は、生徒たちに新しいシールを三枚ずつ渡しながら「あなた達も、誰かに同じようにしてあげなさい」と言いました。
ある生徒は、お世話になっているある会社の重役の人に、「あなたは大変優しい人です」と書いたシールと、残り二枚のシールを渡しました。次のその重役は、社長の胸に「あなたは発明の天才です」と書いたシールを貼りました。社長の手には、最後の一枚のシールが残りました。
その社長は帰宅後、息子にこう語ってシールを息子の胸に貼りました。「いつも仕事が忙しくて、ゆっくり話す時間もなかった。また勉強のことで、叱りつけたこともあったね。でも、お父さんは、お前のことを世界一の息子だと思っているよ。世界一の息子へと書いたこのシールを、お前の胸に貼ってもいいか」。息子は静かに頷きました。
シールが貼られると、息子は涙を流し、やがて号泣し、一時間も泣き続けたそうです。そしてこう話しました。「お父さん、実は、僕は今夜自殺しようと思っていたんだ。僕なんか愛されていないと思ったから。でも、お父さんが僕を愛していてくれることが分かったよ、だからもう自殺する必要はなくなったよ」と。人は誰でも、温かい言葉を待っています。