仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の新年礼拝に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈共感の言葉〉
カウンセリングのみならず、人間関係を良好にするための大切な要素は、「共感」です。共感というのは、相手が、「あ、この人、私のこと分かってくれている」という言葉や態度を相手に示すことです。
では、どのようにしたら、相手に共感が伝わるのか。それは、相手の目線で物事を見ることです。例えば、患者さんが病院に行って症状を訴えます。「膝が痛い」、「頭が痛い」、「血圧が上がって」などですね。そこでお医者さんは患者さんに対して「お辛かったでしょう」と言います。その時患者さんは「このお医者さん共感してくれた」と感じるわけです。しかし、実際にはそうおっしゃらないお医者さんもいらっしゃいます。ある方に伺ったら、「辛いわけがない」と言われたというのです。しかし、実際に病院に来てお医者さんに診てもらいたいくらい辛いわけです。「辛いわけがない」というのはあくまでもお医者さん側の視点であり、相手の視点に立つと「辛い」とか「不安である」という共感の言葉が自然と出てきます。
相手のことをよく観て、その場その時に相手に寄り添う言葉を伝えて参りましょう。あなたの共感の言葉はあなたの周りの人たちにエネルギーを与えます。