仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の年末礼拝に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈まず、人ありき〉
米沢のあるラーメン屋さんの話を聞きました。開店したての頃、いきなりお客さんに「おまえんとこの中華そば、本当にまずいな」と面と向かって言われたそうです。その時、その店のマスターは、怒ることもなくこう答えました。「お客さん全くその通りです。店を始めて、まだお客様に喜んでいただけるようなものが作れません。でも、これから一生懸命精進して皆様に喜んでいただける中華そばを作りますから、どうぞよろしく盛りたててください」と実にさわやかに言ったそうです。その客さんは、思わず「失礼なことを言った、申し訳なかった」と謝りました。そして、話はそれで終わりませんでした。そのお客さんが、近隣の地域の人にその話をして聞かせたそうです。そして人々もその話に感動し、そのお店に行くようになり、三十年たった今でもその話が語り継がれているとのことです。
ラーメンの味より、マスターの味の方が人々を感動させたというわけです。もちろんうまいラーメンを作れるに越したことはありませんが、商品があって人がいるのではなく、まず人がいて商品があることが大切です。まず人ありき。どんな仕事もこの原則は変わりません。自分育てを心がけていきましょう。