仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
夕方は、井上義久先生の「榴岡の会」に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
〈いのちはどこにあるの?〉
今年105歳で逝去された日野原重明先生。生前、よく小学校に出向いて10歳の子どもたちに「命はどこにあるの?」というテーマで授業をされました。多くの子どもたちは、「心臓」と答えるそうです。
それに対して先生はこうおっしゃいました。「心臓はたしかに大切な臓器だけれども、これは頭や手足に血液を送るポンプであり、命ではない。命とは感じるもので、目には見えないんだ」。
そして「君たちね。目には見えないけれども大切なものを考えてごらん。空気は見えるの?風が見えるの?でもその空気があるから、ぼくたちは生きている。このように本当に大切なものとは目には見えないんだよ」。続いて先生は「それから僕が言いたいのは、命はなぜ見えないのかということ。それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていって欲しい。さらに、その命を今度は自分以外の何かのために使うことを学んで欲しい」。
忙しい日々の中でふと立ち止まって、命に思いを馳せてみてはいかがでしょう。