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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

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コラム

仙台の行政書士より181125心のメッセージ

2018年11月25日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。

 〈宝は天に蓄えよ〉

 あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。
「マタイによる福音書」6章19-20節

 ユダヤ教でも、天に宝を蓄えるような生き方をせよと説かれている。ただし、イエスがここで説いている宝とは比喩的な表現で、財産のみを指すものではない。信仰上の事柄で、他人から賞賛を得ようとして見せる行いを宝と呼んでいる。
 人に見せるための行為は、それがどのような善行であっても、地上の宝に過ぎない。宝が他者からの評価によって成立するのと同じように、他者からの評価を基準にして生きることはむなしいとイエスは考える。人間の評価は不安定で、また後に、より優れた業績をあげる人が現れると、以前の人たちは忘れ去られてしまう。
 むしろ他人にどう評価されるかなどということは考えずに、神に絶対的な評価を気にかけて生きることをイエスは説いているのだ。天に宝を蓄えるということは、神中心的に生きるということである。この世の中で正義を行うことも、世間から賞賛を受けるためではなく、天に宝を蓄えるためなのである。

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