仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、田子西地区複合福祉事業の打ち合わせ会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈 完全とは何か その③ 〉
人は、いつゴールに到達し、完全と言うことができるのでしょう。それは、掘り出されたまま、すなわちmありのままの自分を知り、そのまま素直に受け止めた時です。飾ったり、卑下したりするのではなく、このままの自分、「これが私、足しも引きもしない姿です。」と心から思い、考え、言えた時、人は完全であるのです。西洋の城と日本の城を比べるとよくわかります。レンガを積み重ねた西洋の城と、様々な形や大きさを組み合わせて造られる日本の城の石垣を比較してみると、西洋の城は、建物全体のどの部分も入れ替え加納です。日本の城の石垣の場合には、その石でなければならない、その石ならではのポジションがあります。
人間も、すべての存在に、意味と価値があるというメッセージを通して部分を見る時に、すべての部分に意味と価値を見いだすことができます。全体を「考え」と置き換えると、「すべてのことに意味と価値がある」という考え(全体)から部分を見ることが大切です。目のご不自由な人が象を体験した時の話のように、部分しかわからないと、比べ合いや競争が始まります。しかし、全体を通して、自分がどの位置であるかを知る人は、そこに意味と価値を見いだしますから、他者とのハーモニーが生まれます。
完全とは、人生のゴールを目指して、全体から、永遠(神)の目から全体を見ることであり、人生がどのような状況に置かれたとしても、いつも、全体の一部、永遠の今としての平安を生きることができるのです。