仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、シャロームの会メンバーOB会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈カウンセラーの条件〉
今月行われる、秋の特別セミナーの講師でいらっしゃる、明治大学教授でカウンセラーの諸富祥彦先生曰く、カウンセラーの条件は、トローンとしていること。この人だったら「お邪魔しても大丈夫だな」という、心にちゃんとスペースのある人。安らげる人だそうです。
最近、こういったトローンとした人が少ないと言われています。現代人は、とかく忙しい。この不景気の時代には、特に拍車がかかっているようです。「忙しい」とは、心が亡くなると書きますが、あまりの忙しさが、人も自分もくつろげるような心のスペースを奪っていく。実は、それが昨今の心の問題を引き起こしている大きな原因なのかもしれません。
しかし、忙しいのは皆同じです。忙しい、忙しいといって、あまり事が進まない人もいれば、どう見ても誰が見ても、忙しいはずなのに、ひょうひょうと仕事をこなして、余裕のある人もいる。どうしたら忙しさから開放されるのか?
アメリカで最も有名な精神科医でカウンセラーのスコット・ベック氏は、「わたしはあまりにも充実した人生を送っているので、どうしても2時間は何もしない時間が必要です。」と言いました。また宗教改革者マルチン・ルターは「わたしは、あまりにも忙しいので、どうしても3時間は祈らなければならない」と言いました。忙しいからこそ、祈りの時、静まる時が、必要なのです。