仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と宗教法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、「松島いいやしの家」の運営打ち合わせ会とシャロームの会スタッフリーダー会に出席いたします。
今日は、諸富祥彦著 「本当の大人」になるための心理学よりご紹介いたします。
〈日本の大人はなぜ未熟なのか?〉
人は、中高年期にこそ、内面的には成長・成熟していくことができます。加齢と共に様々な能力が低下していきますが、能力の低下は決して内面の成長・成熟していくという人生できわめて重要なことをあまりに軽視し、ないがしろにしてしまっています。そういう価値観を育てることができずに精神的に未熟な国民なのです。
なぜ日本の社会は、内面の成長。成熟ということに価値がおけないのか。それは、「若さ偏重主義」があまりにも激しいからだと思います。「若さ」「元気」「活躍」「成功」「金銭」といった外的なことばかりに価値をおいてきた結果、内面的な成長・成熟の価値がないがしろにされてきたのです。いつまでも若々しく、健康で、イキイキ美しく活躍することは、もちろんそれ自体重要ですが、そうした外的な価値ばかりが偏重されることによって、内面の成長・成熟の方はすっかりないがしろにされてきたのです。