コラム
仙台の行政書士より180706心のメッセージ
2018年7月6日
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
〈カフカの人生論〉
「『変身』などで知られている文豪フランツ・カフカの生涯は平坦ではなかった」という記事に目がとまりました。彼が有名になったのは死後のことで、長編小説はすべて未完成。結婚も望んでいたのにできず、何一つ完成できないで、40年の生涯を終えました。
彼の著書「絶望の名人のカフカの人生論」の中に「将来に向かって歩くことは、僕にはできません。将来に向かってつまづくこと、これはできます。一番うまくできるのは、倒れたままでいることです」。
私自身が、喘息になったとき、体がとても重く、階段の一段一段を上るのもしんどいことがありました。そのとき「階段一段上がるだけでいいのよ、そのままでいいよ」と自らをねぎらっていました。人々の批判に耐えかねて、やけっぱちになるとき、しなくてはいけないのに、怖くてできないとき、できない自分を「なんてダメなんだ」と責めてしまうときなどに「倒れたままでいていい」という言葉は救われる言葉です。
「ダメ人間」「ダメ印」のシール一枚一枚をはがしながら、今は「倒れたままで、自分を良しとしようとする」ことです。神様からジワーとした温もりとエネルギーが注がれます。
「すべておしまいのように見えてくるときでも、まだ新しい力が湧き出てくる。」(フランツ・カフカ)。
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