コラム
仙台の行政書士より180615心のメッセージ
2018年6月15日
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、秋保温泉で開催されます仙南信用金庫ひまわり会定期総会に出席いたします。
今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。
〈あわれみ深い人〉
あわれみ深い人たちは、さいわいである。
彼らはあわれみを受けるであろう。
「マタイによる福音書」5章7節
「あわれみ深い」という言葉は、神やイエス・キリストに対して用いられることが多い。神や、そのひとり子であるイエスのように、慈しみの心を持って他者に接する人を目指しているのであろう。慈しみの心を持つ人は、他社の痛みを自分の痛みのように感じることができる。イエスは、弟子たちに、共感力の強い人間になれと訴えている。
人間の気持ちは相互的だ。私がある人を嫌っているとしよう。その人は私から嫌われていることを何となく察知する。当然、その人は私に好感を抱くことはないであろう。逆に私がある人に共感を抱くならば、その人も私に共感を抱くことはないであろう。逆に私がある人に共感を抱くならば、その人にも私に共感を抱く可能性が高い。
キリスト教の特徴は、聖書を読むことを通じて他者の気持ちになって考えることができる人間になることである。人間は一人でいきていくことはできない。あるときは他者を助け、別のときには他者に助けられる。あわれみ深い人はこのような相互扶助の関係を構築することができる。
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