コラム
仙台の行政書士より180528心のメッセージ
2018年5月28日
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をそれぞれお受けいたします。午後は、「働き方改革で創る、地域社会の未来」のためのセミナーに出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈そのままの自分で十分〉
今の自分をプラスとして受け入れる。そうすると自分ならではの生き方、成長が始まります。カウンセラーは何をゴールに、他人様のカウンセリングをしているのか。それは、目の前のクライエントさんが、ありのままの自分に出会い、自分を受け入れるためのお手伝いをすることです。
ある15歳の少女が、カウンセラーの神様と言われたカール・ロジャーズに「どうしたら充実した人生が送れるのでしょうか?」とたずねました。すると、ロジャーズは「自分を素直に出せるなら、今のままの自分で十分です」と答えたそうです。
カウンセリングの中、ああこのクライエントの方、癒されたなと感じる瞬間があります。それは本当の自分と出会い、その自分を受け入れたとき、ほとんどの人が気持ちのいい涙をポロポロと流されるからです。自己一致・自己受容したときの涙って、本当にこちらが見ていても気持ちがいいものです。
そして自分を受け入れたクライエントの方は、少しずつ行動を起こしはじめます。今までは自分のこの症状が治まったら行動できると言っていたクライエントの方が、ある程度自分との関係を回復し、自己受容していくと、症状はまだ残っていたとしても、そのままの自分でできることをし始めていく。そして症状を抱えたままでも行動できた自分に自信を持っていくという光景をよく目にします。自己受容こそ、実りある人生の鍵です。
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