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仙台の行政書士より180326心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、福祉サービス事業書指定申請のご相談をお受けいたします。

 今日は、宮下雪子先生の言葉のご紹介です。

 〈まんじゅう〉

 母は今91歳です。その母が老人ホームに入所しました。リユウマチを患いながら介護していた姉が、病状が悪化し、二人での生活が限界がきたためです。ともかく、母に会いに行こうと思い、帰省しました。入所している施設の中は閑散としていましたが、「母ちゃん、ここの住み心地はどう?」と聞くと、「いい所だ、ここにいれば安心だ」という返事に私は何かほっとする思いがしました。
 母の好きなまんじゅうを「食べてね」と枕元に置き、嬉しそうな母の顔を見てその日は帰りました。次の日も、米沢に帰る前にちょっとでも母に会いたいと思い、枕元に置いた6個入りのまんじゅうの箱の中は一つだけになっていました。姉は「母ちゃん、ボケてみんな食べてしまったんだね」と私の耳元で囁きました。「母ちゃん、まんじゅう食べたの?」と聞くと、「いつも良くしてくれる人に一つずつあげたんだ。さっき、一個食べたら旨かった。もうひとつは誰にもあげない。大事にとっておいて後で食べるんだ」と言いました。まるで子供のように手のひらにまんじゅうを包み込む母の姿が愛(いと)おしかったです。
 たった一個のまんじゅうを「これは誰にもあげられない大事なまんじゅうだ」と言う母の言葉が私の心に響いて、まるで私自身を大切にされているような気持ちを味わいました。
 母ちゃんに会いにきて良かった。また、母ちゃんに会いに来よう。母ちゃんのあったかい一つの言葉をもらいに来こう、そう思いました。

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