仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は、2年前に亡くなった母の記念会に出席いたします。
今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。
〈心の貧しい人〉
こころの貧しい人たちは、さいわいである、
天国は彼らのものである。
「マタイによる福音書」5章3節
「こころの貧しい人」とは、経済的困窮者ではない。自分の心の中に救済の根拠がないことを自覚している人を指す。言い換えるならば、神に全面的に頼ることによってのみ自分は救われるのだという信仰を持っている人のことだ。キリスト教は、他力本願の宗教である。自分の心に一切、救済の根拠を認めないような信仰を持っている人が肯定的に評価される。
ここでイエスが「こころの貧しい人たち」に対して「さいわいである」と名言した背景には、この世の終りがすぐにやって来るという認識がある。それだから、この言葉には、「あなたが『神の国』に入りたいと思うならば、悔い改めて、自分自身が無力で、神に頼るしかないという信仰を持たなくてはならない」という意味がある。しかし、人間は自分が可愛いので、自分が無力な存在であるということを、なかなか認められない。イエスはそんな人間たちに、「小さなプライドを捨て、自らの無力さを自覚する謙虚さを持て」と教えているのだ。



