コラム
仙台の行政書士より180308心のメッセージ
2018年3月8日
本日は、東京で開催されます第30回「日本の福祉を考える会」に出席いたします。
今日は、籠井淑江先生の言葉のご紹介です。
〈音色〉
念願だったフルートを習いに行ったときのことです。2回目にして先生にひどく叱られたのです。「身体の軸がぶれている」「唇の位置が違う」「指の置き方がズレている」…正直、腹が立ってきました。「まだ2回目、そんなに厳しく言わなくてもいいじゃないか!」最後には、「お金を払ってきているのに、叱られるのはあり得ない」とさえ思いました。
あまりに悔しかったので、家に返って鏡の前でもう一度、注意されたことをやってみました。次はもう注意されない!という勢いで。
やがて、気がついたのです。先生の注意は、フルートを中心にしたものだったということに。そう、フルート本来の音色を出すために、私がこの身体をフルートに合わせていく。つまり、「私が吹く」のではなく「吹かせていただく」ことが基本なのだということだったのです。目から鱗。驚きました。
人も同じではないでしょうか。誰もみな、その人本来の音色を持っている。それを奏でるのが人生。とはいえ、自分の音色が分からなくなっていることは、ままあることです。私もまだよく分かっていません。だからこそ、自分の本音を大切に、自分の本音に耳を傾けていこうと思っている今日この頃です。
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