コラム
仙台の行政書士より180202心のメッセージ
2018年2月2日
本日は午前中、建設業許可申請と宗教法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、精神障がい者の就労支援セミナーに出席いたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
〈収容所生活を生き延びた人達〉
ヴィクトール・フランクル氏が、アウシュビッツ収容所での体験を事細かく記録し、靴底などに隠して持ち帰ったものを整理してできた本が、あの「夜と霧」です。フランクルは、この本の中で、想像を絶する収容所生活を生き延びた人たちはどのような人だったかを考察しています。体か丈夫な人、あるいは、強い意思や信仰をもった人だったのではないかと想像しますが、必ずしもこの様な人々だけではなかったそうです。あなたは、どんな人々が生き延びたと思いますか?
それは、例えば、亡くなった仲間たちを埋める為の穴を掘っている時、林の向こうに真っ赤な夕日が沈んでいくのを見て、スコップの手を止め、「見ろよ、素晴らしい夕日じゃないか」というようなことをつぶやく人、またそれに応えて、「ああ、本当に綺麗だな」と言える人たちだったと言います。
このことは何を意味しているのでしょうか?それは、人間に生きる力を与えてくれるものは、必ずしも、崇高で、立派で、輝かしいものばかりではないということです。自然を見て感動したり、歌を口ずさんだり、普段何気なく行っている小さな一つ一つが、実は私たちを強く支えてくれているということです。あなたの今日の歩みも、「日常の小さな歓びを感じる心を」通し、豊かに祝されますように。
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