コラム
仙台の行政書士より180117心のメッセージ
2018年1月17日
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請ぞれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会のメンバー相談会とケア会議に出席いたします。
今日は、籠井淑江先生の言葉のご紹介です。
〈「分かった」は縁の切れ目〉
「『分かった』と思った時に、関係は切れる」これは、先輩の先生に教わった言葉です。
学校で授業をする前には、何冊もの資料に目を通し、目の前の子どもたちに「最もふさわしいもの」を選んでいきます。さらに、様々な階段のお子さんに合わせてアレンジしていく。これを教材研究と言います。この時、その単元について「分かった」と思った時に、「それ以上の研究や努力」をしなくなるというのです。
それはまた、人間関係においても同じと教わりました。「分かったと思った時点で、その子の話を聞かなくなるだろう」と。確かに「分かった、分かった」という言葉は、「これ以上聞きたくない」という意味で使っていました。逆に、子どもが「分かりました」と返事をした時には、「何が分かったのか言ってごらん」と追い詰めていました。
そんな私が、最近心がけていることは、「何か課題が与えられた時には、思いつく答えを書いておく」ということです。それをずっと繰り返す。もう出ないと思っても、いつも心に留めておくと、案外、何かの拍子に思いつくものなのですね。
このように時間をかけて、「考える過程」が大切なのだと先輩の先生から教わりました。飽きなき探究心は、本質をとらえる軸となります。私が分かっている範囲など、ほんの小さな枠なのです。だからこそ、「分からない」は道を開く宝物なのですね。
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