コラム
仙台の行政書士より180105心のメッセージ
2018年1月5日
本日は午前中、仙台中央卸売市場の開所式と交流会に出席いたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、宮下雪子先生の言葉のご紹介です。
〈あなたは、あなたでいい。〉
カウンセリングの最中、クライエントの方から、「あなたは上から物を言い、人をバカにしている」とお叱りを受けたことがありました。そしてさらに「あなたにも心の問題があるでしょう?」とご指摘を受けました。
クライエントの方が言った「人をバカにして」というこのフレーズから、幼い頃私の父が言っていたあのフレーズが甦ってきました。
障害者だった父は、「あいつらにバカにされてたまるか」とよく言っていました。確かに世間からさげすまれ、そんな目で見られている父を子供心にも恥じていました。父を、子供の私もバカにしていたのです。
私が「バカにしてたまるか」と心の奥でいつも思っているので、上から物を言い、結果的に人をバカにしているように伝わってしまうのだということに気づきました。それを私が認めた時、そのクライエントの方からのお叱りが、私にとって宝となりました。人がどう言おうと、この自分だけは自分の味方になってあげよう。そう心に決めて、毎日自分に対して「あなたは、あなたでいいよ。この自分を生きよう」と、自己宣言して一日を始めることにしました。
自分を認めることは、クライエントの方に対しても「あなたは、あたなでいいんですよ。そのままのあなたがいいんだから」と温もりを伝えられるカウンセラーになれるのです。
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