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仙台の行政書士より170811心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、シャロームの会の交流会に参加いたします。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

 〈何ができるかと問われたら〉

 「腕の善し悪しは道具箱を見れば分かる」と言われるように、職人にとって、よく切れる道具は命であり、暇ひまに研ぐことが肝要でした。
 左甚五郎は、ある棟梁に「おまえは何ができるか」と聞かれ、「二日かかって板を二枚削るくらいならできる」と答えました。「それでは役に立たない」と棟梁が言いますと、甚五郎は「私の言う二枚とは、削った二枚の板をきちんと合わせて縄で縛り、大川に一か月浮かべても、二枚の板の間に一滴の水も入らぬ状態」と言ったそうです。ひとえに鉋
の切れ味なのでしょう。現代も、職を追われ、再就職の面接で「何ができるのか」と聞かれ、「部長か課長ならできます」と答えたという笑い話があります。
 自らを折々に研ぎ、どんな状況でも、創造的な生き方ができる人間性を培うことです。この生き方こそ、今日、求められているのです。

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