仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請ぞれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、籠井淑江先生の言葉のご紹介です。
〈コツコツは感謝の入り口〉
3人兄弟の真ん中の私は、「要領がいい」と言われて育ちました。また学校では「コツをつかむのが早い」と重宝がられていました。確かに、大抵のことは割と早くコツをつかみ、できるようになったものです。
「人は、頑張れば何でもできるんだな」と生意気にも思っていた頃もありました。そしてそんな自分は、コツコツと努力するのが苦手だと思い込んでいました。
けれども最近、「27年間も教師をしてきたということは、コツコツの一つではないのか」と思ったのです。そして、他にもないかと探してみました。すると、「コツコツと子どもに関わってきた」「コツコツとセーターを編んだ(30枚以上あります!)」「コツコツとエッセイを書いてきた」などが次々に思い浮かんできました。
そしてふいに、べったりしてくる母を嫌っていたけれども、母はコツコツと私に接してくれたことに気づきました。それからはもう、「コツコツと育てられた」「コツコツと話を聴いてもらった」「コツコツと」「コツコツと」・・・
両親をはじめ、たくさんの方からコツコツと関わっていただいてきたことに気がついたのです。私は、多くの方たちから「コツコツ」と育てられて、今ここに存在している!それは、感動の瞬間でした。私にとって「コツコツ」は、感謝の入り口となりました。



