仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会にそれぞれ出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈見抜かない〉
経営コンサルタントの千田琢哉さんの言葉です。
「『どうしたらそんなに人を見抜けるようになるのですか?』。これまで何百人、何千に言われたことでしょう。その度に、回答に窮してきました。なぜなら私には「相手を見抜いてやろう」という気持ちは一度もなかったらからです。
『何としても見抜いてやろう』という姿勢でいると相手は心を開いてくれません。逆に貝のように固く閉ざしてしまいます。そのためにいつまでたっても相手の本質にアプローチすることはできません。他人に自分を見抜いてもらいたい人なんていません。」
この文章を読んだ時、私は思わず「その通り!」と唸ってしまいました。そして有名な「北風と太陽」のお話を思い出しました。北風と太陽が競い合って、旅人の服を脱がせようとしました。北風はびゅうびゅう風を吹き付けて脱がせようとしたら、旅人は逆に着込んでしまいました。一方、太陽は、旅人をまるごと暖めていたら、だんだん暑くなって、旅人自ら服を脱ぎだしました。太陽の勝ちです。
私も、太陽のように、相手が思わず本音を言ってしまうようなカウンセリングをしたいと願っています。先日、クライアントさんからこんな事を言われました。「カウンセリングを受けると、これだけは言うまいと思っていたことまで、ついつい言っている自分がいます」。最高のホメ言葉でした。
「私は、人の心が分からない。だから、一生懸命聴かせていただくのだ」。この姿勢を忘れてはならないと心を新たにしました。



