仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と風俗営業許可(パチンコ店)申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会にそれぞれ出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
親子ゲンカは、端的に言うと”主導権争い”です。親が子に「何で、こんなことをしたの!」と売り言葉を売ると、我が子は腹を立てます。子どもはその不機嫌を、「親がそう言ったからだ」と親のせいにして、現実逃避をはじめます。この現実逃避を「ふてくされる」と言います。結果、親が嫌がるような言動を繰り返し、親は憔悴し、子どもは意固地になっていきます。
こういうとき、問題解決にエネルギーを使うと、ますます不毛な主導権争いが続き、両者が消耗していきます。親は「自分は、子どもをきちんとしつけられないダメな親だ」と自分を責め、子は「やはり俺が親を失望させてしまうダメな自分だ」と自分を責めることになります。
ポイントは、「主導権争い」は一旦「棚上げ」することです。時間を空けることも有効です。お互いが冷静になった頃に、何事も無かったように親御さんから「今日の夕飯、コロッケがいい?」といった我が子から小さな「イエス」を引き出す質問を、いくつかすると良いでしょう。
ケンカの原因になった本題の話は一切こちらからは切り出さず、何気ない雑談をすることを目指しましょう。雑談が始まり、お子さんの方から、本題の話をはじめたら、お子さんの言い分を聴ききってあげてください。その時点で、問題の7割方は解決しています。



