仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
大久保智弘先生の言葉のご紹介です。
〈好奇心の洗練〉
好奇心旺盛というと子どもをイメージすることが多いと思います。我が家の娘(2歳)もどんなものにも興味をもつ時期で、「これは何?」「あれは何?」と質問してきます。一方、大人の私はというと、身の回りの小さなことにもワクワクできていた感覚をいつの間にか忘れてしまっています。
では、大人には好奇心はないのでしょうか。決してそんなことはありません。大人の好奇心とは自分の興味・関心のないものがそぎ落とされたムダのない洗練されたものなのです。そのプロセスでは、大きな失敗をしたり、挫折を味わったり、この人にはかなわないという敗北感を味わいます。それはとても辛い経験ですが、「自分はこれじゃない」ということも見えてきます。そうやって余計な興味・関心がなくなる中で残るのが、洗練された好奇心です。
私の場合、学生時代は吹奏楽に明け暮れて、クラブ活動が生活の中心でした。しかし、「これを続けるのは大変だ」という思いが強くなり、今では全くやっていません。ただ、クラブで培ったチームで物事を進めていくことに対する「ワクワク感」は残っています。この「ワクワク感」は今でも私の行動の原動力です。
誰の心の中にも洗練された好奇心はあります。その好奇心が日々の生活に生き生きした楽しみをもたらしてくれているのです。



