仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は、仙台中央卸売市場で開催いたしますシャロームの会未来検討会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈自分が親になったら〉
不登校から立ち直ろうとしているA君から、次のような便りをいただきました。
「僕は登校拒否をし、その後、精神が完全に破綻しました。一番両親を必要としていた時、両親は背を向けて逃げ回り、自分を憐れむあまり、僕のことは関心外でした。その態度は、僕を愛していない証拠と映りました。
登校拒否をし、自己嫌悪に陥いっていた時、我が家は安住の地ではありませんでした。両親の子供じみたわがままと、自己中心だけが心にこびり付いています。
しかし今、やっとその両親を乗り越え、自立しようとしています。『なぜこんな親に』と恨んだことでしょう。しかし、やがて自分が親になる日には、この教訓を生かしていきたい。それが両親に対し、前向きの復讐でしょうか……」
この手紙から、子を育てるエネルギーを培ってこそ、親の本分と深く思わされたことです。



